フリーランスに興味あるんだけど、どういうものか分からないし自分でもなれるか知りたいなぁ…
そんな疑問にお答えします!
言葉自体聞くことが増えてきた「フリーランス」。電車の広告やTVのCMでもよく言っていますが、そもそもフリーランスって何?って思いますよね。
言葉だけを聞くとイメージは分かるものの、具体的にどういう雇用形態なのか、会社員の時に入っていた保険とかは、仕事はどうやって取るのなどなど、いざ聞かれると悩んでしまいます。
フワッとしたイメージを本記事では「なるほど!そういうことか!」と分かりやすく徹底的に解説してきます。
そんな私の経歴です。
フリーランスとは?
現在、働き方も様々になってきました。特にフリーランスはここ最近になってよく聞くようになりました。
フリーランスとは会社に雇用されず個人で仕事をすること言います。
会社員は会社と雇用関係を結び、そこで仕事をこなすイメージだと思いますがフリーランスは雇用関係を結びません。
目次
雇用関係を結ばないとは?
会社に入ると「雇用契約書」というのを目にしたいことはないでしょうか?あなたのお給料はこれぐらいで、就業時間は何時から何時まで、年休は何日でなどなど、あなたと雇うにあたっての労働条件が書いてあったと思います。これにサインなり押印をすることで雇用関係を結ぶということになります。
フリーランスには雇用関係がありません。
雇用関係がないということで、仕事が途中でなくなっても責任問題もないのでそのへんはデメリットになります。
フリーランスのメリット
では早速メリット、デメリットについて話して行きますね。
- 収入が上がる
- 休みが取りやすい
- 会社に縛られない
- 現場変更が容易
- 無駄な人間関係を作る必要がない
収入が上がる
これは断言します。会社員と比べると圧倒的に上がります。
私の場合はですが、会社員の給料と比べて2.5倍上がりました。
何故こんなに上がるのか?理由は簡単で会社員のお給料の場合
- 住民税、保険料、年金、所得税が既に天引きされている
- 間に色々な会社が間に入ることで中間マージンを取られている
- 会社の事務所管理費や様々な経費、管理費が引かれている
実際に会社間のやり取りであなたの単価が100万円だったとしても、諸々抜いて手取りが25万とかなんてのはザラです。特に管理費や経費はバカにならないのでそこまで引かれていても驚くことはないです。
逆にフリーランスの場合は、税金は自分で納付しますし、中間マージンもそこまで引かれず、管理費なんて掛からないのでと手元に残るお金は多くなるので収入があるのは当然となるワケです。
休みが取りやすい
フリーランスは雇用関係を結ばないので有給休暇という概念がありません。よく会社に入ると半年は有給使えないとかあるのですがフリーランスは1ヵ月目から休むことは可能です。
ただ、1ヵ月間で作業時間が140時間を下回ったら減額など時間による制約があります。
普通に働いてれば 1日8時間ⅹ 20日 =160時間なので下回りませんが、ゴールデンウィークや夏季休暇がある月でもルールは変わらないので、下回らないよう残業をしないといけなくなります。
会社に縛られない
私が会社員時代、非常に嫌だったのが出向先で仕事が終わったら自社作業のために帰社しないといけないことでした。フリーランスの場合は、そういったのは全く無いので仕事が終わったら即プライベートの時間が取れるようになったのは非常に良かったです。
現場変更が容易
新しく配属された現場でこんなことはないでしょうか。
- 入ってみたら残業ばかり
- 現場の人と相性が合わない
- 思ってたのと違う仕事内容
こういった時、すぐに現場を変更してくれと言っても会社とお客さんとの関係性もありますので中々変えて貰えません。
フリーランスの場合は、割とそれが容易にできます。何故できるのか聞いてみたことがあるのですが「無理してそこにいるよりかは伸び伸び仕事をして貰いたい」と過去に聞いたことがあります。
なので自分が働きやすい職場を選べる可能性は高いと思います。
無駄な人間関係を作る必要がない
会社に縛られないに繋がるのですが、組織に属さないということは上司もいません。変に媚びを売る必要もないですし、自分が付き合いたい人たちと人間関係を作るだけで済むのでメンタル的にも非常に安定します。
フリーランスのデメリット
メリットだけ聞くと絶対その方が良いじゃん!と思うのですが、デメリットも勿論あります。
- 仕事が安定しない
- スキルアップは自分次第
- 長期連休時は稼働時間で悩む
- 税金関係のことを自分で処理しないといけない
- 社会的信用度は正直低い
仕事が安定しない
フリーランスの場合、仕事の取得の仕方が2通りあります。
・個人で仕事を受託する
・エージェント会社に登録して案件を紹介して貰う
会社員と違い、仕事が降ってくるワケではありませんし見つからない可能性もあります。なので安定はしてないと言えます。
スキルアップは自分次第
フリーランスは個人で仕事をするので勉強は自分でしていくしかありません。会社と違い研修もないですし、教育という概念はありません。勿論、現場で学ぶことも沢山ありますが、自己学習も必要と覚えておきましょう。
長期連休時は稼働時間で悩む
契約上、月の稼働時間が決まっており140~180時間が平均的な時間です。
140時間を下回った場合は減額、180時間を超えた場合は1時間当たり〇〇円となっています。
ゴールデンウィーク、夏季休暇、年末年始休みは多い時だと10連休にもなるので稼働時間が足りなくて悩まされます。足りなくて減額されたくない場合は、残業をしてカバーすることがよくあります。
税金関係のことを自分で処理しないといけない
住民税、保険料、年金、所得税は会社員と違い天引きされていません。
自分で確定申告をしないといけないですし、保険にも自分で入らないといけません。支払いも天引きではないので、納付書をもってしっかり支払います。
今まで会社がやってたことをすべて自分でやらないといけないので、そこが手間と言えば手間かもしれません。
社会的信用度は正直低い
社会的信用が低い理由として、仕事や収入が安定しないのが大きな理由になります。なのでカードやローンの審査については正直厳しいものがあります。それについては以下の記事でも紹介しています。
まとめ:フリーランスにまずはチャレンジ
・稼ぎたいなら圧倒的にフリーランス
・ちゃんと確定申告をすれば節税もできる
・休みなども確保しやすい
・安定を求める人は会社員が良い
・社会的信用は低いのでローンを組むなら会社員
会社員、フリーランス、どちらかにするかは自分のライフプランに合わせて選ぶのが一番良いです。
どちらも一長一短なので、正直どっちが良いかは言い切れないからです。
ただ、フリーランスを目指す場合はエージェント会社に登録してみないと始まらないので、まずは登録してみるのが良いと思います。