そんな疑問にお答えします!
フリーランスになると会社員と違って自分でやる手続きが沢山あります。
しかも誰かが教えてくれるワケではないのでうっかり忘れると後々めんどくさいです。
そして一番厄介なのがこれです。
- 基本的にやることはお役所関係なので平日しかできないことが多い
慣れないウチはお休みを取りづらいと思うので事前にしっかり準備して、仕事に集中できるようにしていきましょう。
目次
税務署へ開業届を出そう
フリーランスになると自分で確定申告をしていく必要があります。
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、出来ることなら青色申告で出すことをオススメします。
理由は税控除額が違うからです。
税控除とは言葉の通り、納める税金を控除できる制度のことで、白色の場合は38万円、青色の場合は65万円とかなり差があります。
青色申告で出すには「開業届」を税務署へ提出する必要があるのでしっかり出しておきましょう。
開業届を出すのに必要なもの
開業届を出すにあたって気を付けないといけないことあり、提出期限が事業開始から1ヵ月以内になります。
なのでフリーランスになることが決まったら早めに提出しましょう。
提出するにあたって必要なものは
・印鑑(シャチハタ不可)
・マイナンバー、または個人番号が分かるもの
・本人確認ができるもの(免許書、保険証、パスポート)
手数料は一切かからないので、上記を持って管轄の税務署へ行きましょう。
管轄の税務署はどこ?
現在住んでいる所で管轄の税務署が決まっており、国税局のサイトからどこに最寄りの税務署があるか確認する必要があります。
また、東京23区内では同じ地区に納税地が2か所ある場合もあるので、管轄地域が載っている以下のサイトから確認しましょう。
国民健康保険に加入しよう
会社員の時は会社が入っている保険組合に加入しますが、フリーランスになると自分で加入しないといけないため区役所などで「国民健康保険」の加入手続きが必要です。
ただ、加入は必須ではないです。
が加入しないと保険料を満額で支払ないといけないので医療費がとんでもない額になります。
保険組合や国民健康保険に加入すると、医療費が3割負担で済むので早めに加入して保険証を受け取っておきましょう。
(保険証が届くまで申請してから約一ヵ月掛かるので要注意です)
国民年金に加入しよう
会社員の時は「厚生年金」に加入してましたがフリーランスになると「国民年金」に変わります。
この二つの違いは、国民年金は通称「基礎年金」と言われて国民の加入は必須で60歳まで一定の金額を払うものです。
厚生年金は国民年金に上乗せされる年金で、所得に応じて金額は変わります。
基礎年金に上乗せして払う年金なので、支給される年金は国民年金よりは多くなります。
厚生年金は個人としては加入できず、雇っている従業員が5人以上、または雇ってる従業員の1/2以上が加入に同意する場合加入できます。
フリーランスの場合は、特に関係ないので国民年金になります。
領収書を貰う癖をつけよう
フリーランスは個人事業主とも言います。
仕事で必要な備品、交通費、打合せ代などは経費として計上できるため納める税金を抑えることができます。
過度な経費計上は税務署から突っ込まれる可能性があるので、何が適切な経費なのかを調べながらやると一番良いと思います。
皆さん、これに関しては一番は税理士に聞くのが一番と言います。
会計用ソフトの購入し確定申告を少しでも楽に
確定申告は会計用ソフトがなくても出来ますが、最初は戸惑うことが多いので購入することをオススメしておきます。
特に税制が変わると非常に手間ですが、こういったパッケージソフトはその辺も考慮しているため確定申告が楽になります。
また過去のデータもしっかり保管できるので慣れないうちは非常に頼りになります。
お金は貯めておかないと確定申告の時に痛い目に
確定申告というのを毎年3月に行わなくてはいけないのですが、一年間の所得税をまとめて払うことになるのでかなり大きいお金が飛んでいきます。
会社員の場合は毎月のお給料から天引きされてますが、確定申告が必要なフリーランスはこの時期にまとめて所得税を支払います。
それに備えて毎月しっかり確定申告貯金をしておくことを強く進めます。
3月のタイミングでお金がない!と言っても払わないといけないので、自分で自分の首を絞めるのだけは注意しておきましょう。
まとめ:手続き関連は早めに動くこと
後でやる!にしてしまうと、手間になってやらなくなったり、忙しくなってやらなくなることがあるかと思います。
また、保険証がないと病院にもいけないため国民健康保険の加入は特に急いだほうが良いです。
会社がやってたことを自分でやるので非常にめんどくさいですが、大事な手続きなので忘れずしっかりやっていきましょう。