そんな疑問にお答えします!
20代でフリーランスエンジニアになるって漠然とした不安ってありますよね。
私も26歳ぐらいの時に、先輩に勧められましたが3年ぐらいは動かずにいたタイプです。
29歳でいざなってみたら、意外と不安に思ってたことは気にならず今は6年目になります。
その時の漠然とした不安はこれです。
・自分で探すの大変そうだな
・仕事なくならないかな
・お給料、本当に上がるの
こんな不安がある状態から6年続けてこれました。そんな経験をシェアできれば思います。
目次
20代前半でフリーランスエンジニアになれるの?
これは実際になれます。
現に私の友人で1年目は正社員、2年目からフリーランスエンジニアとしてバリバリ活躍しています。
正直自分も驚きましたが、今のIT業界はそれぐらい人が足りないというのが現状です。
人が足りない?現在のIT業界の状況
現在のIT業界は「IT技術者の不足」という大きな課題を抱えています。
既に2020年ですが「2020年問題」という名前で大々的に問題になっているぐらいです。
技術者不足の大きな理由は以下が挙げられます。
- 既存技術者の定年
- IT業界のネガティブなイメージ
- IT技術の進歩の速さ
これらのことから、フリーランスエンジニアは若い時から需要があるのが現状です。
引く手あまたってやつですね。
20代の方が圧倒的に重要がある理由
人材不足もさることながら、20代はまだまだ伸びしろがあります。
飲み込みも早いですし、体力もあります。何より学ぶ意欲が圧倒的に高いので、企業はここぞとばかりに喜んで採用します。
20代はスキルよりその先の可能性を見てくれる所が多いので、わりかし安心して良いのかなと。
逆に成長意欲がない人は、需要が下がってしまうので要注意です。
仕事はエージェントが紹介してくれる
仕事を探す方法は2つあります。
・完全個人としてやるなら自分で受託案件を探す
・エージェント会社に登録して仕事を紹介して貰う
自分で探すのは手間ですが、エージェント会社に登録すれば自分のスキルに見合った案件を紹介して貰えます。
紹介に関しては仕事が無いことはほぼ無いでしょう。先にも述べた通り人が足りない状態なので。
実際どれぐらい年収があがるのか
20代の正社員と比較すると倍は稼げる
社会人1年目の20代だと給料は20万~25万ぐらいかなと思います。
フリーランスエンジニアになると最低でも40万、上手くいけば50~60万になります。年収でいうと600万~700万ですね。
金額はエージェント会社によるので、この金額と断言はできませんが相場はそれぐらいと思って貰って良いかと。
ちなみに先ほど話した私の知り合いは社会人2年目で手取り53万と言っていました。
正社員で働いてた時と約2倍違うので、年収も実質2倍。そう考えると凄いですよね。
何故そんなに稼げるのか
理由は簡単で中間マージンが大きく引かれてないからです。
IT業界はSIer(ITシステムの受託開発会社)といった業態が中心で、上流から下流に向けて仕事を発注する構造になってます。
下流になればなるほど、間に会社が入って中間マージンを抜いていくので最下流になると利益はかなり薄くなります。
業界自体はそういった傾向が薄くなりつつありますが、フリーランスエンジニアの場合は間にそこまで会社も入らないのと、正社員と比べて契約金額の会社の取り分も5%~10%ぐらいなので、その分エンジニアの手取りは増えて行きます。
20代前半でフリーランスエンジニアになるためには
人脈を大事にする
フリーランスエンジニアにとって、人脈は血流と言っていいぐらい大事です。
逆にこれが弱いと先々苦労する可能性が出てきます。
仮に今まで仕事を紹介してくれてたエージェント会社や知り合いから紹介を受けれなくなった場合、困りますよね。
そういう時に他にもアテがあると心配する必要もなくなります。
スキルも大事だけどコミュニケーション能力を磨く
個人的にですが、スキルよりコミュニケーション能力の方が大事だと思ってます。
IT業界はコミュニケーションが苦手な人が多いです。
その理由は、「営業系の仕事は向いてないし、やるならITかな」といって入る人が多い傾向にあります。
っというより、自分がそうでした。
技術力は確かに大事なのですが、結局コミュニケーションはどこに行っても必要になります。
同じ技術力を持った人が居た時に、次に見るポイントはコミュニケーション能力です。
チームで仕事をするなら、ある程度コミュニケーションが出来た方が現場の人もやりやすいので磨いておくことをオススメします。
必要な情報は自分で取りにいく
20代前半だと、もしかしたら受け身になってしまうことが多いかもしれません。
フリーランスエンジニアになった場合は、それは非常にリスクです。
困った時に誰かが教えてくれるワケではないので、しっかり自分から動く癖をつけましょう。
最初は質問するのも億劫ですが、それも経験すればすぐに慣れます。
正直、いっぱい経験して慣れた方が後々メンタルも強くなるので経験値をいっぱい積みましょう。
【たったそれだけ!?】フリーランスエンジニアに向いてる人の特徴
20代前半 フリーランスエンジニアとして大事なこと
多少のことではブレないメンタル
20代前半は社会人の経験も少ないので、色々なことに驚くことが多いです。
そのたびに感情やメンタルが揺れてると毎回大変なので、「こんなこともあるのね」ぐらいの感覚の方が楽です。
正直、十年以上やってる私でも「マジかよ」ってことが多々あります。
その度に気持ちが揺れるとキリがないのでメンタルは強くしておきましょう。
新しい環境にいち早く適用できると楽
フリーランスエンジニアになると現場の移動が多くなります。
最短で3か月、長いと3年ぐらいですが環境が思ったよりコロコロ変わります。
慣れるのは大変かもしれませんが、すぐ慣れると圧倒的に楽になるのでやりながら慣れるクセもつけておきましょう。
良い人間関係を構築しよう
人間関係は無理に構築することはありません。
「この人と繋がりたいな」と思った人が現場にいたら、積極的にコミュニケーションを取ったり離れた後でも連絡を取り合うと非常に良いです。
離れた後、前の現場から「お前とまた仕事したいな」となれば呼んで貰えて、且つ長く居れる可能性が高いからです。
前にいた現場だったら、慣れてるのもあって自分にとってもメリットがあるのでしっかり繋がりたい人とは繋がっておきましょう。
20代はまだまだ自由に動ける
フリーランスエンジニアになって、「向いてない」「やっぱ大変だな」と思ったら全然正社員に戻れます。
正直、悩むぐらいだったら一旦チャレンジして合わなかったら戻るぐらいの感覚で良いと思います。
折角一度っきりの人生、経験できるものは経験して自分の人生のネタにするぐらいが良いです。
私も29からのチャレンジでしたが、ここまで続くとは思ってなかったです。
給料も上がって、自由な時間も増えて良かったので是非自分事で考えて、動くかどうか考えて貰えると嬉しいです。
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