文系出身の人
こんにちわ!たかと(@tktakato1)です!
そんな疑問にお答えします!
システムエンジニアという業種は一般的には「理系の方が向いていそう」というイメージが強いです。
実際働いてる人も理系っぽい人が多いのが事実なのですが、では「文系の私はシステムエンジニアには向いてないの?」と言うことは一切ありません。
結論を言うと理系も文系も全然システムエンジニアの仕事はできますし、活かせるポイントは明確に決まってます。
今回はそういった内容を踏まえて解説していこうと思いますので、こんなあなたにオススメです♪
- 文系でシステムエンジニアになりたい人
- 文系の活かせることを知りたい人
- 理系の活かせることを自分にも身につけていきたい
目次
システムエンジニアに文系が向いていないのは世間が決めた勝手なイメージ
あなたが思うシステムエンジニアの仕事をしている人のイメージを上げてみてください。
多分、こんなのが当てはまるのではないでしょうか?(現役の方はホントごめんなさい)
- 眼鏡をかけてる
- 清潔感があまりない
- コミュニケーションに難がある
当たっているは当たっているのですが、実はこれはひと昔前のイメージだったります。それがずっと根付いてしまっているんですよね。
ひと昔前は、残業規制や36協定がなかったのでシステムエンジニアの仕事は超ハードワークでした。「残業=正義」みたいな風潮も強かったです。
そうなると視力も悪くなりますし、徹夜も多いので清潔感も薄れます。それに加えて仕事に追われる姿が研究に没頭する理系の方と重なりシステムエンジニア=理系がやるイメージが強くなったのだと思います。
また、忙しすぎて人と会話することも減り、喋ると思ったように喋れないということもザラにあります。現場によっては私語厳禁っていうところもあるので、そこからコミュニケーションは取っちゃいけないんだ!と思いこみ、次第にコミュニケーションを取ることが難しくなったのだと思います。
システムエンジニアはコミュニケーション能力が高いと有利な理由【驚愕】実際のシステムエンジニアは良い意味でイメージと違う
世間的なイメージとは真逆で今のシステムエンジニアはかなり違います。
働き方改革が進んだこともあり、スーツを着ない、髪型自由、ピアス、髭も割と普通にいます。
これだけ聞いたらアパレル?って思うぐらい今はイメージが全然違うんです。
業界的に女性もほとんどいなかったのですが、今は最前線で活躍していたり、リーダーをやられる方もいるぐらいです。
勿論、昔ながらの職場も多いとは思いです。こればっかり企業の体質的なことなので、簡単に変えられないんですよね。とは言え、あなたが思っていたシステムエンジニア=理系のイメージとはだいぶ違っていることが分かったかと思います。
仕事内容的にはやっぱり理系が有利なのでは?
イメージはだいぶ変わってきたとして、仕事内容的に考えるとやっぱり理系が向いてるのでは?と思うかもしれません。
実際、システムエンジニアの仕事内容を見るとそうでもないんです。仕事内容は大きく分けると5つになります。
1.要件定義
2.基本設計
3.詳細設計
4.プログラミング
5.テスト
それぞれの詳しい内容は以下の記事を見ると分かります♪
参考記事【業界歴15年が解説】システムエンジニア(SE)ってどんな仕事なの?
この中でユーザーとやり取りをする時に、必然的にかなり多くの文章や資料を作ることになるので理系が有利ということはありません。
仕事の内容によって理系、文系の強みが生かせる
理系の人の強みが生かせるポイント:プログラミング、テスト
プログラミングはプログラムソースを組むのが仕事になります。プログラムの場合、誰かに見せるものではないので動きさえすれば良いというのがあります。(本音を言うと保守する側のことを考えるとキレイに作るのが良いですw)
なので、文系の強みはあまり活きず頭の回転が速い理系の方が強みを活かせます。
テストもパターンを考えて、ひたすらこなすのでこれも理系向きです。
ポイント:理系の強みを活かせる理由は、頭の回転が速くひたすら自分で考え作業できるから
文系の人の強みが生かせるポイント:基本設計、要件定義、詳細設計
基本設計、要件定義、詳細設計はユーザーと会話する機会多々あります。その際にユーザー向けの資料も作りますし、自分から会議をまわすこともあるので、なるべく会話することに慣れてた方が楽です。
特にユーザー向けの資料はシステムという難しいものをいかに簡単に・分かりやすく作るかが大事で、これに加えて文章力を求められるので頭の回転よりかは文章力が高い文系の方が強みを活かせます。
ポイント:文系の強みを活かせる理由は、ユーザーコミュニケーション、ユーザー向け資料を作ることが多いので文章力が高い方が良いから
まとめ:【現役SEが断言】システムエンジニアに向き不向きは無い
文章力ばっちり、コミュニケーションもばっちり、頭の回転も速いぜ!という万能プレイヤーは中々いないと思います。
システムエンジニアも仕事内容によって活躍できるポジションが変わりますので、向き不向きはハッキリ言ってありません。
なので文系も人も安心してシステムエンジニアの仕事ができると思います。
特に上流工程での活躍が期待できるので、システムを作ることの楽しさに気付くときっと面白くなること間違いなしです!
社会の基幹となるシステム開発を楽しんでもらえたらと思います。